[コメント] 一寸法師(1955/日)
原作に忠実な前半部分はまるでリンチ作品のようだ!
ヒョコヒョコと踊るように走る小さい人影に導かれて、怪しい世界へ迷い込む主人公はまさに、カイル・マクラクランの面影。 消えた令嬢、切断された死体。暗い東京の夜、未舗装の道路。 全てがファンタスティックで幻惑されてしまう。
後半部分は何故か「可哀想なお話」になってしまい尻すぼみ。 しかしそれでも、こんなパワーのある映画は今の日本では撮れないので、素直に感心する。
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