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[コメント] 雄呂血(1925/日)

男の純情とストーカー魂との区別がつかなかった時代の神話
ボイス母

とにかく、主人公のその言い訳がましい行動原理のひとつひとつが「自分勝手」きわまりなくて、爆笑につぐ爆笑で、思わず大笑いのウチに見終わってしまう。

「自由恋愛」というものが不毛の地であった戦前のニッポンにおいて、「男の一途な純愛」のレベルとはいかばかりであったのかということが実証されている映画。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)あき♪[*] はしぼそがらす[*]

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