[コメント] PARTY7(2000/日)
ポップでスタイリッシュなシチュエーションコメディ
金を持ち逃げしたチンピラが隠れ家にしたホテルの一室に集まってくる面々とそれを覗いている2人組の話。あらすじの印象から期待されるドンパチやハードボイルドな雰囲気はほとんどない。単純にワンシーンに1ヶ所以上ある笑いの箇所を笑い飛ばしていくのが正しい見方。シーンの大部分がホテルの一室だけに、かなりポップでスタイリッシュなシチュエーションコメディといった趣。
実際、覗きやコスプレなどオタク系の要素が詰まっている割にみっともないものに見えないのは徹底したこだわりとセンスの賜だろう。もちろん役者陣の果たす役割も大きい。久々に叫んでいる永瀬正敏、やはり久々にオタク系の浅野忠信、かなり思わせぶりな小林明美、新しい役どころに驚く岡田義徳、こんなことやらせていいの原田芳雄といった面々。 一方、『GOJOE』に続いて共演2作目となる永瀬正敏と浅野忠信だが、やはりラストシーンまで絡むことはないのが残念。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。