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[コメント] クリスマスに雪はふるの?(1996/仏)

こういう映画がつくられたことが私はうれしいです。
ちゃん

人間の顔の表情を追うことによって、その心理状態を繊細に表現している映画が、好きなのですが、この映画では、それとは別の方法でその心の情景を描き出しています。少し退屈ですが、本当に美しい映画だと思いました。 明確な外部の敵の存在は、確実に内部を固めるものです。母と子の固い絆もあの悪い父親の存在ゆえなわけです。敵がいるのかいないのかわからない、それゆえに安全で、バラバラな今の家族(社会とも言えます)と、相対的に考えたりすることもできます。本当はどっちが幸せなのかな?ちょっと意地悪な質問。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)伊香

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