舞台は現代アメリカ。知的障害を持ち、幼い頃に自分の母親とその浮気相手を芝刈機の刃（sling blade）で惨殺した男・カール（ビリー・ボブ・ソーントン）が、25年間にも及ぶ精神病院生活を経て退院、故郷の町へと帰郷する。…その経歴故か、なかなか町の人達と親しくなれずにいたカールだったが、ひょんなコトから父親のいない少年フランク（ルーカス・ブラック）と知り合うようになる。…だが少年の家庭は、母親の恋人がふるう暴力に悩まされていた…。主演のソーントンが監督と脚本も手掛けた、静かな感動を呼ぶヒューマン・ドラマ。（本篇134分：第69回アカデミー主演男優賞ノミネート＆脚色賞受賞（ビリー・ボブ・ソーントン）作品）