中学卒業後に地元の滋賀を離れ、東京で暮らすエイミ（鳴海唯）は、2年前の母親の葬式から地元に帰っていない。エイミには母親の死後も一人滋賀で暮らす妹のユウ（河合優実）がいた。三回忌が終わりユウからエイミに連絡があったのをきっかけに、エイミはユウに東京で新しい人生を始めないかと誘う。東京にやってきた妹だが、姉との共同生活を始めてから間もなく突然姿を消してしまう。必死の捜索の中、エイミは同じく妹が行方不明になったヒヨリ（仲万美）を知る。その後琵琶湖で若い女性の遺体が見つかったとの報を受け、東京から琵琶湖へと向かった妹を探す二人が交わり合い、物語は意外な方向へ進んで行く（97分）