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寒山拾得さんのお気に入り投票

不要不急でない映画は観に行っていいの? 2020ベスト『スパイの妻』『れいこいるか』『プリズン・サークル』、回顧枠『女生きてます盛り場渡り鳥』『花嫁人形』『炎628』。「人が写真を撮るのは、ものを意味の外に追っ払うためなのです。私の書く物語は、一種肉眼を閉じることです」(カフカ)。
e-mailyojiyoshida@yahoo.co.jp
[参加掲示板] [招待者: けにろん]
[気に入ったコメント(2842件)]
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221ぽんしゅう2020年のベストは「優しさ」の在りようを思い出さ...
天使の恍惚(1972/日)★5 同時代のテロリストを、描いたというよりは写し取ったような切迫感が渦巻いている。当事者たちと思いを一つにしていたとしか思えない本気さを持ちながら、思想的暴走の半歩手前で踏みとどまった若松孝二のセンスがこの作品の良心を支えている。[投票(1)]
女っ気なし(2011/仏)★4 たれ流される母ロール・カラミーの「女っぷり」と、娘コンスタンス・ルソーの大人びた達観に侵食される〈ろくでなし〉男ヴァンサン・マケーニュの「とうの立った純情」に悲哀が滲む。後に残るのは「何も残らなかった夏」という茫漠たる記憶だろう。[投票(1)]
極私的エロス・恋歌1974(1974/日)★5 「ハラ君のおんなをめぐる不安な冒険」あるいは「不機嫌なミユキさんのさよなら私」。世間知らずの若い男と世間嫌いの若い女が、撮り撮られることで「足りなさ」を自覚し、命の根源を成す儀式を記録することで「足りなさ」を受け入れる。青春から脱皮する瞬間。[投票(1)]
とんかつ大将(1952/日)★4 旧来の下町人情劇のウェット感と、民主主義思想のドライさが融合した浪花節ダンディズムを佐野周二が体現する。長屋の路地をめぐるように移動し、舞い上がり鳥瞰するカメラが斬新。業火のクライマックスもなかなかの緊迫感。至れり尽くせりのお楽しみ映画。[投票(1)]
台風騒動記(1956/日)★4 田舎議会の出鱈目さはみごとにニッポン土着社会の縮図の様相を呈し、“こうゆう奴、いる、いる”感満載のミニ・ハマコーみたいな三島雅夫の町会議員が笑わせてくれる。山本薩夫の生真面目な破綻なき笑を、生真面目に楽しむ正統的戦後民主主義コメディ。[投票(1)]
205けにろん2020年ベストは『佐々木、イン、...
江分利満氏の優雅な生活(1963/日)★3 抑もサントリー広報に勤務し直木賞を受賞することが普遍人かという疑問はさておき、親や女房や子供のことにチマチマ悩む市井人を描くに喜八演出は奇想的手法を採らず好感。が、戦中派30代サラリーマンの鬱屈が理屈で解っても心根ではピンと来ない。[投票(1)]
楢山節考(1983/日)★2 従来の今村的人物群像の希釈版羅列に新味が無い。人と動物の性の営みがコミューンで等位に並存するその俯瞰的視座に大して感慨も覚えぬが、それが又TV的平板な自然描写内で尚更茶番化する。『復讐』以前の緒形ならと思わせるミスキャストも決定的。[投票(1)]
野良犬(1949/日)★2 情念と言うには淡泊でハードボイルドと言うには骨子が無い。技法に対する確固たる信念もあやふやで完璧に風化しており、とりわけ球場に於けるモンタージュに至っては三流でしかない。現在に於けるこの映画の価値は俺には理解不能。[投票(1)]
夢野久作の 少女地獄(1977/日)★2 もっと夢幻的な退廃美を期待していたのだが、そして実際、シュールなイメージも織り込まれてはいるが非常に安っぽい。後半に至るに、耽美は遠のき単なる復讐譚になってしまった。どっちつかずで中途半端である。[投票(1)]
にっぽん泥棒物語(1965/日)★4 大半がどうってことない世間が時代が悪いのよ的左翼イズムに迎合し、笑いの中でリアルに松川事件を撃つという高度な諧謔趣向も若干褪せるが、正直この伊藤雄之助には参った。このおっさんが出てくるとアドレナリンが全開する。あと佐久間もいいね。[投票(1)]
148ゑぎ私の名前はゑぎ。西部劇のファンです。...
くりいむレモン(2004/日)★3 空のカットが美しい。美しい青空のカットがあるだけで映画になるのか?なるのである。さて本作は前半が面白い。オフスクリーンが効果的に使われている。バスルームのドアのカット。リビングのシーンの横移動。三者面談や熱海のセールスマン−山本浩司のシーン等ショートコント風シークェンスが散漫な印象を残す。[投票(1)]
黄線地帯(1960/日)★3 天知茂吉田輝雄もいい雰囲気を出しているし、お話としても、赤い靴を巡る東京から神戸への展開や、神戸に着いてからの百円札の数珠繋ぎ等うまく緊張感を創出しているのだが、しかしこの映画の魅力は何と云っても神戸のカスバ(!)の造型とヒロイン三原葉子に尽きる。 [review][投票(1)]
雪夫人絵図(1950/日)★4 山のホテルで上原謙がピアノを弾きだし、続いて芦ノ湖を走るモーターボートに切り替える見事な繋ぎなんかを見ると、やっぱり溝口の演出は今見ても全く古びない、世界の映画界をリードする演出だと思い知る。 [review][投票(1)]
吸血鬼ゴケミドロ(1968/日)★3 やっぱり見どころは高英男佐藤友美。特撮も美術も今見るとチープな感は否めないが、色使い等の設計は悪くないし撮影現場の創意も感じられる。オーヴァーアクトと強引な展開はこれはこういう映画だと思って笑って楽しむしかない。ラストの視点の大移動にも呆然とする。しかし、何といっても高英男のメイクアップが素敵。[投票(1)]
1243819695二〇二〇年公開の日本映画で最も感銘を受けた作は『滑...
世代(1955/ポーランド)★4 シャープな黒白と一貫したアクション(所作)演出。満載された映画的な道具立てとトピック(「列車」「銃撃戦」「犬」「遊園地」「労働」「恋」「別れ」「成長」)。あるいは野心的な第一カットのカメラワーク。『めまい』を先取りしたかのような「階段」。政治のことなんぞ知らん。これは紛れもなく映画大好き青年でなくては撮れない映画だ。[投票(1)]
オデッセイ(2015/米)★4 「孤立し」「仲間を待つ」マット・デイモンが『プライベート・ライアン』とも『インターステラー』とも異なる道を歩めたとして、それは何ゆえだろうか。彼の人格がためである―どうも演出はそう云っているようだ。「状況」が規定するかに見えた物語は、実のところドリヴン・バイ・パーソナリティである。[投票(1)]
リスボン特急(1972/仏)★4 メルヴィルの「青」にはそれだけで心を締めつけるものがある。だが、私にとって彼はやはり「簡潔さ」の作家だ。冗長の謗りを受けかねないほど丹念に犯罪が描かれる一方で、驚くべき簡潔さで打擲や発砲が炸裂する。そしてアラン・ドロンリチャード・クレンナカトリーヌ・ドヌーヴの「顔」がそこに余韻を添える。[投票(1)]
70セント2020年ベスト 外国映画『在りし日の歌』、...
海と毒薬(1986/日)★4 人間として重いテーマ。処刑するのも、手術で病気の治療のために実験するのも同じようなものじゃないか、と言われると、一瞬そうかなあと思ってしまうところが恐い。 [review][投票(1)]
生きてるものはいないのか(2011/日)★2 染谷将太の出演映画には秀作が多いらしいという勝手な思い込みでこの不思議な映画を見ました。 [review][投票(1)]
軽蔑(2011/日)★3 何か古いフランス映画のような香りは持っている。しかし、それなのに不思議と僕の心に沁み通らなかったヘンな映画でもある。やはり男の気持ちに一本、びしっとしたものがないからかなあ、、。 [review][投票(1)]
70水那岐
憂国(1965/日)★1 貧弱なロマネスク。『からっ風野郎』のヤクザが似合う男が、それに甘んじておれば良いものをナルシズムと下衆な美学とやらに呑み込まれ、ついには己と作中人物の区別がつかなくなる情けなさ。愚者は愚者らしくしか人生を語れない、という事実を再認識させられる。[投票(1)]
なつかしい風来坊(1966/日)★4 有島一郎が痔主の気の弱いサラリーマンを演じて、出色の出来。そして、彼がその生き方に憧れる風来坊・ハナ肇がいつになく好漢。松竹=山田洋次路線のハナ肇喜劇への偏見を改めざるを得ない一本だった。倍賞千恵子も飾り気がない娘で嫌味がない。 [投票(1)]
67町田
陸軍(1944/日)★4 戦時中に陸軍の支援で制作された教育映画なのに、言いたい本音全部東野英治郎に言わせちゃう木下恵介ってやっぱ一味違うね。東野と笠の掛け合いはとにかく面白い。[投票(1)]
花様年華(2000/仏=香港)★3 観察者としての視点を捨てられない小説家と、現実から眼を逸らしきれない臆病な女。愛を語り合う資格の無い二人を見事に描ききってはいるが、だからどうしたの感が否めない。メロドラマを盛り上げる百花繚乱の「映画華」も、ここまで来ると流石に鬱陶しく感じてしまう。花はとびきり美しい一輪で充分だ。[投票(1)]
66KEIMy favourite 12 movies ・・...
ノックアウト(1914/米)★3 ドタバタは喜劇の基本だと改めて認識。しかし主人公のアーバックルよりチョイ役のチャップリンが一番面白かった。ロープを使ってのギャグ。周りが拳闘でワイワイやっているのに・・・何度思い出しても笑える。[投票(1)]
泣蟲小僧(1938/日)★5 今ならその社会性にスポットが当てられる問題であろうが、 [review][投票(1)]
50ペンクロフ
拝啓天皇陛下様(1963/日)★3 前田日明がフェイバリットに挙げていた作品。きな臭い右翼映画かと思いきやなんのことはねえ、渥美清は若き日の前田自身で、歩兵第10連隊は新日本プロレス、長門裕之は藤原喜明だ。前田にとっての青春映画だったんだな。[投票(1)]
スパルタの海(1983/日)★2 大映テレビのドラマみたいなルックと展開ながら、演者たちの熱演は立派。DVDのジャケのコピーが「暴力か!体罰か!」で笑った。どっちもアウトだろ。[投票(1)]
45disjunctive会社員
ジャズ大名(1986/日)★3 ノンポリがノンポリの意気地を貫くのは撞着語法であり、撞着するから話が進まない。最後にメタ化して山下洋輔一派の本物のノンポリらが出てきて、ようやくこの息詰まりから解放された。[投票(1)]
きみの鳥はうたえる(2018/日)★4 柄本佑の遭難に顕著なように悪意は回収され、邪なものは哀れとして解釈しようと試みがなされ、各所で性格造形が受け手の好悪から中立化される。 [review][投票(1)]
42シーチキン2020年ベスト10『ジョジョ・ラビット』、...
軍旗はためく下に(1972/日)★4 太平洋戦争がどういうものであったのか。映画だからこそ伝えられる迫力がある。CGなぞない分、そしてフィルムだからこそか、演じる人間の凄みと迫力に圧倒される。 [review][投票(1)]
42ジェリー仕事が変わり、以前のように映画を楽しめる時間が少し...
熱狂はエル・パオに達す(1959/メキシコ=仏)★2 常に不安定を抱え込んでいる小国における国家支配層の公私の垣根の低さが呈する選択ゲームの様相がすこぶる波乱に富み、面白い。しかし激情的なマリア・フェリックス と実悪の魅力溢れるジャン・セルヴェの間で ジェラール・フィリップはかすんだ。[投票(1)]
39sawa:38本当に久しぶりにコメント書いてみました。...
人斬り与太 狂犬三兄弟(1972/日)★5 「『仁義なき戦い』・『仁義の墓場』の原型」という歴史的な評価よりも渚まゆみという「女」の設定に心が揺さぶられる。私は北野武が目指しているのは本作であろうと確信をもった。 [review][投票(1)]
39太陽と戦慄ただのドルオタ。2021年もよろしくお願いします。
探偵事務所23 くたばれ悪党ども(1963/日)★4 清順の中ではシュールさ控えめでシンプルに楽しい映画だが、川地民夫が女の部屋に入る時のやたら真っ赤な照明など、らしい部分もある。割れた鏡にヒロインが映るショットも良い。豪快だが愛嬌もある宍戸錠が素晴らしく、得難い個性であったと思わせる。[投票(1)]
37おーい粗茶
フェリーニのアマルコルド(1974/仏=伊)★4 ひとくせある四季折々の描写はとても印象的なものが多い。出てくる女性のタイプ以外は愛着のもてる作品。[投票(1)]
33TOMIMORI「批判する頭のよさより、...
仁義なき戦い 代理戦争(1973/日)★3 いつの間にか金子信雄の泣き落としを待ちわびている[投票(1)]
32緑雨最近は旧作の再鑑賞に勤しんでおります。
あの子を探して(1999/中国)★4 これぞ、生きた学習。 [review][投票(1)]
28死ぬまでシネマ所謂一つの「映画好き」
ジョン・ラーベ 南京のシンドラー(2009/独=仏=中国)★4 歴史を考える上で、避けられないもの。☆3.8点。 [review][投票(1)]
26DSCHZAZEN BOYSと人間椅子ばかり聴いている今日...
不思議の国のアリス(1951/米)★4 ブレインストーミング的に乱射されるキレた戯言が、突如ぞっとするようなフレーズを紡ぎ出す。「はじまりとおわりがひっついた〜」「生まれなかった日に乾杯!」etc。時計(理性?)を破壊するシーンの恐怖感が輪をかけて快感。もちろん原作の力だが、明るい狂騒演出に妥協なく徹して深淵をのぞきこむ、ディズニーの「ドラッグムービー力」の高さに感嘆。落下しながら「心配ないわ〜w」と手を振るアリスがクレイジーで萌える。[投票(1)]
25tredairhttps://yukiyama6.hatenad...
秋のソナタ(1978/スウェーデン)★4 バーグマンのドキュメンタリー、もしくはスーパーヘヴィーな「いつもポケットにショパン」。ベルイマンが母にも娘にもなったことがないだなんて、ちょっと信じられません。[投票(1)]