★4 | チェンジ・オブ・アドレス(2006/仏) | 前宣伝で「新世代のエリック・ロメール」とあるのを読んで観にいったが、実際にはウディ・アレンぽい後口。まあどっちに似てるかはともかく面白い。登場人物の誰も不幸せにならないというのもいいね。[Bunkamuraオーチャードホール (TIFF2006)] | [投票] |
★4 | バナナのように…(2005/ニュージーランド) | 現実を変える目的で作られたドキュメンタリー作品は他にもあるが、これだけプライベートな動機に立脚したものも珍しいだろう。映画にはこういう使い方もあるのかと新鮮な気持ちになった。監督(とダンナ)の未来に幸多からんことを。[オリベホール (ニュージーランド映画祭2006)] | [投票] |
★4 | 渇き(1972/イラク) | 自らの土地にしがみつき、必死で生きようとする人々。力強い描写でなかなか見せる一作だ。[国際交流基金フォーラム (アラブ映画祭2005)] | [投票] |
★4 | 夜警(1967/イラク) | 身分違いの恋愛話は洋の東西を問わない。それにしても気の毒な主人公…。[国際交流基金フォーラム (アラブ映画祭2005)] | [投票] |
★4 | ある一日(2007/スイス=仏) | ストーリーそのものはよくある話なのだが、各人物の視点でどんどん見せ方を変えていく手法は実に映画的。[Bunkamuraル・シネマ2 (TIFF2007)] [review] | [投票] |
★4 | クラック!(1981/カナダ) | ほのぼのした絵柄のあたたかい話。[ラピュタ阿佐ヶ谷] | [投票] |
★4 | 戦場の夏休み 小学2年生の見たイラク魂(2004/日) | 必死に、一方でしたたかに生きていこうとするイラク人たち。[アップリンク・ファクトリー] [review] | [投票] |
★4 | 北朝鮮の少年たち、中国へ逃れる(1999/韓国) | あの16歳の少年はどう見ても小学校高学年くらいにしか見えなかった…。彼らにはしぶとくたくましく生き抜いてほしいものだ。[BOX東中野] | [投票] |
★4 | クレイジー(2000/独) | 子どもと大人の間の短い、しかし微妙な時期。その年代の少年たちというものは日本もドイツも変わりがないということなんだなあ。[有楽町朝日ホール (ドイツ映画祭2005)/SRD] | [投票] |
★4 | 眠れぬ夜(2003/エジプト) | 8人の主要キャストを上手くさばいている演出のキレがよい。それにしてもエジプトってずいぶん西欧化された社会なんだな。[国際交流基金フォーラム (アラブ映画祭2005)] | [投票] |
★4 | シスターズ(2001/露) | 無駄な部分をギリギリまで削ぎ落としたスリラー・アクション。でも、できれば監督自身の出番がもう少し多いとうれしかったです。[Video] | [投票] |
★4 | 私たち(2005/中国) | まあ、言ってしまえばよくある話なのだが、主演2人の魅力のおかげでなかなか見せる。舞台がほぼ一箇所に固定なのも、そこに住んでいる人間の視点を共有できてよい。[ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズ7 (TIFF2005)] | [投票] |
★4 | 弟が犬になっちゃった!(2004/独=英=オランダ) | 兄弟愛と夫婦愛とペット愛(?)を全部ひっくるめた家族愛の映画。予定調和なんて気にしない。[有楽町朝日ホール (ドイツ映画祭2005)/SRD] | [投票] |
★4 | ライス・ラプソディー(2004/シンガポール=香港=豪) | 現代の複雑な人間関係も料理に例えるとシンプルになる。形式がどうでも、みんなで美味しく食べることができれば、それでいいじゃないか。[ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズ7 (TIFF2004)/SRD] | [投票] |
★4 | カテリーナ、都会へ行く(2003/伊) | 登場人物それぞれのキャラがバッチリ立った描写が冴える(親父のダメさ加減と母親の天然ぶりは双璧)。都市と非都市の確執という全世界共通のテーマだけでなく、現代イタリア社会への批判精神がちらつくのも興味深い。[有楽町朝日ホール (イタリア映画祭2004)] | [投票] |
★4 | ナンバ−2(2006/ニュージーランド) | 大人数の登場人物をうまく捌きながら、ユーモアあふれる語り口でテンポ良く観せる。ニュージーランドでもこんな大家族はもう珍しくなっているんじゃないかなあ。[オリベホール (ニュージーランド映画祭2006)] | [投票] |
★4 | 漁師と妻(2005/独) | 日本というエキゾチックな背景を上手く使った“ドイツの”映画。いや、どこの国でもあり得る話かもしれない。[有楽町朝日ホール (ドイツ映画祭2006)] | [投票] |
★4 | ディスタント・メモリー(2005/独) | 原題『Maries Lächeln』は「マリーのスマイル」という意味。ラストシーンでなるほどと分かる、確かに「マリーのスマイル」。[有楽町朝日ホール (ドイツ映画祭2006)] | [投票] |
★4 | メイキング・ウェーブズ(2004/英) | 物語の中心となるエピソードは取り立てて大したものではないが、基本の設定はよく練られていて面白い。イギリスってまだアマチュア無線が人気あるんだね。[SKIPシティ多目的ホール (IDCF2006)] | [投票] |
★4 | 冬の旅(2006/独) | 舞台がアフリカに移ってから俄然見せるようになる。前半ではただのイカレたおやじにしか見えない主人公が、ラストシーンでは実に魅力的な人物に変身している不思議。[有楽町朝日ホール (ドイツ映画祭2007)/SRD] | [投票] |