[コメント] カンウォンドのチカラ(1998/韓国) - 投票数順 (1/1) -
1泊2日の同性たちとの景勝地行で得るものなどなく心の傷を抉り合うのが関の山だったり。その不毛から目を背けて生きるのが人の営為だとばかりのホン・サンス節だが、凡俗な日常に時に差し挟まれる非日常が更なる業苦を垣間見せる。男と女はそんなもん。 (けにろん) | [投票(1)] | |
何気ない人間の一面を物語にしてしまう魔術師ホン・サンス。複線なのか何なのか考えれば考えるほどはまっていく「意味」を示唆するシーン達。わからないけれど、基本のストーリーははっきりしている、そして感動する。空虚なのだが、私は、この映画はとても「暖かい」と思う。 [review] (SUM) | [投票] |