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けにろん

2019年上半期ベストは『さよならくちびる』と『ROMA ローマ』。1961年生まれ。男。6
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Comments

最近のコメント 10
★5アマデウス(1984/米)表裏の無い直截なコンプレックス描写は単視眼的でレトリックに充ちているとは、お世辞にも言い難いが、搦め手から攻めるが如きモーツァルトの今風キャラ確立と正攻法に歴史を包含する重厚な美術のアンビバレンツ。1点攻略を極めれば映画は臨界を超えて行く。[投票]
★4僕はイエス様が嫌い(2019/日)贖罪という概念は大人になって知るもので、子供の頃は戸惑い事の消失を願うだけなのだ。出木杉君への嫉妬と羨望は小さな悪意となって心に宿る。父親の愛を得られてなかった事を知るが後の祭。これは十数年に亘る悔恨の吐露で、それを責める資格は誰にもない。[投票(1)]
★2イエスタデイ(1981/カナダ)何がどうということもない真っ当な悲恋ものであり、それ自体何ら悪いことでもないのだが80年代に登場した割には芸無さ過ぎな促成栽培の仕事。主演女優も清楚だが淡白だし、演出もお真面目でケレンの欠片もない。これじゃ何の為に見てるのかって話なのだ。[投票]
★4COLD WAR あの歌、2つの心(2018/ポーランド=英=仏)再会と別離を繰り返す男と女の腐れ縁編年記だが、ちょっと見クールな刹那主義に見える彼女が断ち難い祖国への想いに絡め取られているあたり冷戦下の東側の真実を照射する。行き場を失い朽ちる2人の痕跡を一陣の風が拭い去る。それが歴史だとでも言うように。[投票]
★3ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱(1992/香港)医者で武闘家という黄飛鴻の二律相反を演じるにリージャッキーよりもらしい感じはするが、『酔拳2』が肉体のぶつかり合いと痛みを感じさせるのに対し、こちらは軽業師の曲芸を見てるようだ。無駄なく性急に流れる展開も卒がなさすぎるホカ弁映画。[投票]
★3赤い鳥逃げた?(1973/日)モラトリアムとアウトローな末路を誂えた下町食堂の定食の趣だが、いいかげん定職につかんと俺みたくなっちまうぞーと芳雄に言わせて単なるポーズが露見。温泉宿のシロクロ撮影会の最果てが見たかった。紛い物の連鎖の中かおりのおっぱいだけが真実。[投票(1)]
★5眺めのいい部屋(1986/英)歴史の深度のあるフィレンツェも緑萌えるイギリスの片田舎も完璧に美しい。努力すれども持たざる者は天性に持つ者を階級を盾に揶揄するしかないが、真の自由主義の目覚めは黴びた価値観を放逐するだろう。木漏れ日の下の水浴は参加する者だけが祝福される。[投票]
★4旅のおわり世界のはじまり(2019/日=ウズベキスタン)人嫌いなのに人混みに行き孤絶を弥増させる彼女の唯一の世界との接続点が喪われたとき自分の立ち位置を思い知るが、その経験故にこそ再接続された世界は拡張して彼女の前に広がるのだ。いいタイトル。4人の男性クルーの絶妙な距離感も旅路を彩るに相応しい。[投票(1)]
★5クーリンチェ少年殺人事件(1991/台湾)事件に至る経緯の解明にせよ反動と保守が入替わる自国史にせよ不良少年グループの抗争にせよ題材としては目新しくもないが、個々の枝葉のリアリズムが絡み合い森林を形成するように嘗てあった時代を包括的に現出させる。凝縮されたミニマム世界の圧倒的熱量。[投票]
★2主戦場(2018/米)冷静な論拠と愚昧な妄論が混在する右派の攻めに対し当たり障りない性善的感情論だけでは手打の卓袱台を返した根拠に遠い。そこで俄かに日本の右傾化と反アベに問題をすり替えた為に単なる左派の扇動映画に堕してしまった。問題解決の本質は遠ざけられたのだ。[投票(1)]

Plots

最近のあらすじ 5
★4サイド・ストリート(1950/米)ニューヨーク。ジョー(ファーリー・グレンジャー)は恋女房のエレン(キャシー・オドネル)にプレゼントを夢見る郵便配達人。彼はある日、配達先の弁護士事務所で200ドルが無造作に書類入れにしまわれてるのを見てしまう。出来心で事務所に忍び込んだ彼はそれを盗りビルの屋上で開けて驚愕。3万ドルが入っていたのだ。実は件の弁護士バケット(エドモン・ライアン)は美人局をやって強持てのロリソン(ポール・ハーベイ)を使い強請り集りの元締めであったのだ。狼狽したジョーは取り敢えず金の包みを知り合いのバーテン、ニック(エドウィン・マックス)に預けるのだが…。アンソニー・マン劇場映画監督第18作。[投票]
★3キャプテン・マーベル(2019/米)惑星クリー。ヴァース(ブリー・ラーソン)は軍で最強の異名を誇るまでにのし上がったのであったが、昔の記憶が無かった。実は彼女は地球人であったのだが、拉致されて連れてこられたのであった。敵対するスクラル星に向かった彼女は戦闘のすえ囚われ記憶を探られる。首領タロス(ベン・メンデルソン)は彼女の空軍時代の計画に関心をもち地球に送還するのであった。かくして故郷に舞い戻ったヴァース。時は1995年。レンタルビデオ店に墜落した彼女をSHIELDSの捜査官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が取り調べに向かうのだが…。『アベンジャーズ エンドゲーム』の前哨戦として企画・映画化された。[投票]
★5下り階段をのぼれ(1967/米)下町の高校の新学期。卒業したてのシルビア(サンディ・デニス)が新任教師として赴任する。受け持ちクラスは始業ベルが鳴っても生徒たちは、お喋りを止めない。くじける気を立て直し何とか授業は軌道に乗り始める。そこに遅れてやってきた札付きのワルのジョー(ジェフ・シーガル)。彼をなんとかしようと決意するシルビア。しかし、そんな気持ちを見透かすようにジョーは彼女を翻弄する。学校行事のダンスパーティの日、同僚のバリンジャー(パトリック・ベッドフォード)からダンスに誘われ、いなすように彼に気があるアリス(エレン・オマラ)という生徒にふるのであったが…。ロバート・マリガン劇場映画監督第10作。[投票]
★3Back Street Girls ゴクドルズ(2019/日)犬金組の若手の武闘派の健太郎(白洲迅)、リョウ(柾木玲弥)、和彦(花沢将人)は、予てよりの仇敵である小黒田組へカチコミに行き返り討ちにあう。小黒田(小沢仁志)から辱しめを受け戻った組で犬金(岩城滉一)の激昂に震える。芸能産業でのシノギを画策する犬金は彼らに言うのであった。手足をぶった斬られたいか、それともアイドルになるか…と。かくして3人はタイで性転換手術を受けさせられ、アイリ(岡本夏美)、マリ(松田るか)、チカ(坂ノ上茜)となった。そして「ゴクドルズ」としてデビューさせられる。予想に反して人気が出てしまった彼女(?)たちであったが…。人気コミックの映画化。[投票]
★4ザ・バニシング 消失(1988/仏=オランダ)初夏のフランス。休暇でドライブをしてきた恋人同士のレックス(ヘネ・ベルフーツ)とサスキア(ヨハンナ・テア・ステーゲ)は、ガス欠になり些細な感情の諍いで険悪なムードになる。それでもガソリンを持ち帰ったレックスに2人は仲直りし、ドライブインに休憩で立ち寄る。一方で1人の男がやってきて車を停める。男は何故か健常な腕に簡易ギブスを装着した。彼の名はレイモン(ベルナール・ピエール・ドナデュー)。周りの様子を観察し始めた。そろそろ出発しようとした恋人たちであったが、サスキアが飲み物を買いに行く。車で待つレックスであったが…。キューブリックが見た中で最も恐ろしいと言ったとかのカルト作。[投票]

Points of View

最近のPOV 5
2018 BBCが選ぶ21世紀最高の100本[投票(8)]
韓国2作品、台湾2作品、香港1作品、中国1作品、日本1作品
パーソナル・カルト20[投票(3)]
自己採点★★★★★、コメント数5以下。 Bは直近作(2010年代)
月刊 多部未華子[投票(7)]
多部未華子。1989年1月25日、東京都生まれ。身長158cm。●小学5年生の頃ミュージカル「アニー」に感激して自分も主役を演じたいと思い、オーディションを受け続けるが落ち続ける。しかし、スカウトされて芸能プロに所属。2003年、『HINOKIO』のメインキャストに抜擢され、これでブルーリボン新人賞を受賞。2009年にはNHKの連続テレビ小説「つばさ」の主役を獲得し、翌年エランドール賞を受賞した。また、この間に東京女子大を卒業している。子役時代から折にふれて一応の注目を得てきた彼女の来歴ではあるが、幼少時より大阪のおばあちゃんが送ってくる吉本新喜劇のビデオが刷り込まれコメディエンヌの素養を隠せぬ一方、キモカワなどと一部で心無い揶揄もあり、20歳台を迎えて路線を決めかねていたふしがある。それでも人気少女コミック『君に届け』の主演をつとめるなどキャリアを重ねてきたが、しかし、大きく何かが弾けたと思われるのは2本のテレビドラマであろう。「デカワンコ」(2011)「ドS刑事」(2015)で強烈なキャラを引き寄せる術を獲得したと思われる。この頃まで、俺は彼女の名前と顔は知ってるが、ほとんど関心がなかったといっていい。しかし、たまさか見に行った映画『ピースオブケイク』で瞠目する。俺はスクリーンの中の彼女を見て呟いた。「多部ちゃん、めっちゃいい女になったやん」考えてみれば彼女も20台半ばの女盛りなのであった。醸し出すペーソスは60年代のシャーリー・マクレーンを彷彿とさせ、腰が据わった演技はジェニファー・ローレンスに迫るであろう。現在公開中の『あやしい彼女』においてもスクリーンの中で弾けまくってくれます。ただ歌は巷間言われるほどのものではないか。●2016/4/6:第1刷発行
40年のバカ騒ぎ[投票(6)]
共闘者としての5人の監督。A:藤田敏八 B:黒木和雄 C:鈴木清順 D:若松孝二 E:阪本順治
月刊 北川景子[投票(3)]
北川景子。1986年8月22日、兵庫県神戸市生まれ。身長160cm。●2002年地元のモデル事務所にスカウトされ、2003年ミスSEVENTEENに選ばれモデルデビューし、同時にTV美少女戦士セーラームーンの火野レイ役で女優デビュー。その後、事務所移転と明治大学を卒業を経て本格的に女優活動を開始。TVでは月9ドラマで織田裕二、山下智久、木村拓也の相手役として抜擢された。映画では『ハンサム★スーツ』あたりから主要な役に抜擢され2010年『花のあと』で初主演。俺はこれで彼女を知ったが所作や殺陣など半端じゃない修練を感じた。小学生時代に阪神大震災を経験、先の東北の震災に際しても真摯な思いを自身のブログで綴った。高校時代は医師を目指して受験勉強をしていたが挫折、折からのモデルデビューで進路変更したあたり『パラダイス・キス』まんまである。正直、彼女は演技力がめっちゃあるわけではないと思うのだが、性格は良い(多分)。そのプレーンで素直な資質が何時か強みに転化するはずと信じている●2011/7/10:第1刷発行