★5 | 究極の反戦映画であり変態映画。川津祐介との一連のシーンもいいが、矢張り後半、場面が部落へ移ってからが断然興奮する。若尾と芦田のやりとりと、敵の包囲を待ち受ける兵士達がクロスカッティングされる部分に至ってマルクス兄弟やルビッチのコメディを見ているような興奮を覚える。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★5 | 「愛と死と性」なんて書くと陳腐なテーマにしかならないが、増村保造は巨大な毛筆に血を滴らせて殴り書きしてみせた。すべては肉塊である。私の知り得る中で最もエロティックな映画であった。 [review] (sawa:38) | [投票(4)] |
★5 | すいません、こんなとこばっかり頭に残ってしまいました→
[review] (picolax) | [投票(4)] |
★5 | テンションの上げ方、持って行きかたが天井知らず。しかし、逃げ回ってた共産党の連中が強く描かれすぎなのはドラマ制作のためとはいえ、どーなんだろう。アメリカ軍とかにしたら実力差にもっと不自然を感じたからか? [review] (t3b) | [投票(2)] |
★5 | 戦争においては人間は人間で無くなるということを残酷なまでに我々に見せつけてくれる作品。衝撃的としか言い様がありません。 (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | 誰もが目を背けたくなるようなものは徹底的にリアルに描き、誰もが見たいと欲するものは巧みに隠して魅了する、これぞ美学。増村保造の美学。 [review] (町田) | [投票(6)] |
★4 | 増村保造の度胸の良さ。 [review] (田原木) | [投票(4)] |
★4 | 切り口のするどさがすべて。 [review] (ちわわ) | [投票(4)] |
★4 | おぉ、何故天使が「白」ではないのか、やっとワカッタ! [review] (ボイス母) | [投票(4)] |
★4 | 「女の武器」と肉体を謂う。それは戦場において有効であるのか? [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 肉を切り骨を削る音で頭が真っ白に。誰もが思考停止の最前線で唯一考えることを止めなかった女の苦悩は深い。 [review] (マッツァ) | [投票(3)] |
★4 | 増村保造の変態性が最もよく顕われている。 (movableinferno) | [投票(3)] |
★4 | 戦時下最前線、若尾文子はどこまでも強く、
映画は人の死に感情移入する事を許さない。 [review] (あき♪) | [投票(2)] |
★4 | ベッドシーンの蚊帳と、戦場の埃っぽさとのコントラストが、不能性と快楽の逆説的をそのまま表していて、秀逸。若尾文子の「意志」の強靱さがすごく印象に残った。 (エピキュリアン) | [投票(2)] |
★4 | 辛い酷なシーンなのに瞬きできない・・・重ねる悲劇には溢れんばかりの涙が邪魔をして画面が見えない。見据えた未来と知りつつ始める淡い恋は、浮世に集いし者達の鎮魂歌のようでした。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | 男たちは狂気に犯されてしまうが、色は変われど天使は天使のままなのである。あぁ、若尾文子。 (ボヤッキイ) | [投票(1)] |
★4 | 大戦下の呵責ない野戦病院の凄惨は相当にキツいが、そこまでやらねばこの物語は成立しないという増村のドグマ。極限下に於ける男女のエロスは文子と芦田が虚無と諦観を纏った胆力でガチに拮抗しており本当素晴らしい。一人称「西」がまた萌える。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 赤い天使は負けたのさ。 [review] (G31) | [投票(7)] |
★3 | 真のエロスとは「見える」と「見えない」の狭間にこそ存在する。それを実証したのが、この映画の若尾文子。ただ、露出が過剰になった「手術シーン」は増村の意図に反して、単なる露悪趣味を感じてしまった。ナニゴトモヤリスギハイケマセン。 (若尾好き) | [投票(1)] |
★3 |
「好きな人に愛情まで求めるのは不潔よ」小池真理子さんの『恋』より。 [review] (Ikkyū) | [投票] |
★3 | “赤い〜”シリーズ第1作? 軍服コスプレと「西が勝ちました」のくだりは、のちの『スチュワーデス物語』に通じるこっ恥ずかしさ。 (リーダー) | [投票] |
★2 | 若尾文子の忠誠心、一途な愛は少し頭のオカシイ人に見える。 (直人) | [投票] |