[コメント] けものみち(1965/日)
徐々に悪に染まる池内の変化(眉の変化に注目)を基調として、真っ黒な小沢&伊藤から、少し引いた池辺の立ち位置まで絶妙です。「白と黒の間のグレーには無限の階調がある」と言った宮川一夫の言葉と共に、こういう作品はモノクロに限ると実感。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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料亭で刑事に迫られた女が拒絶するシーン。逃げる女を追った後に逆さまになったまま男を捉えるカメラワークがいいなあ。「貧乏な木っ端役人の女なんて嫌ヨ」とばかりに拒絶され、Σ(゜д゜lll)ガーンとする男の心理を明快に切り取っていた。
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