[コメント] あずみ(2003/日)
いかんせんシナリオが拙すぎるが、何よりも人違いで酷い目にあったやえに対してあずみたちが最後まで謝りもしなかったのも失望した。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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漫画「あずみ」の映画化。
殺し屋として生きることの厳しさを描きたかったのだろうが、いかんせんシナリオが拙すぎる。そもそも月斎は反乱を企てる人物の暗殺のために戦争孤児を集めて、暗殺者集団を作ろうとしているわけだが、教えていることが戦う上での心構えとか精神論ばかりで、敵が使いそうな戦法とか、敵がとる行動といった戦術的に役立ちそうなことはまるで教えないで、未熟者のあずみたちに暗殺をさせている時点で、何か本来の目的から根底的に外れているような気がする。
また、あずみたちの暗殺のために敵が送った三人組の刺客が適当な推測で通りすがりの芸人一団を殺すところも理解できないが、人違いで関係のない芸人仲間を殺されたやえに対して、あずみたちがそのことについて最後まで謝りもしなかったのも失望した。
刀のアクションは、ワイヤーアクションの多様とカメラワークの悪さで映像がゴチャゴチャしていて、アクションに切れや迫力が感じられなかった。
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