語り続ける事で彼らは生き続ける、語る者たちの中で・・・ それは『歴史』とは違って『伝説』ということになる。

エッジが飛行機の中で隣の女性にアンジェラの話をしているときの嬉しそうな顔を見て思った。 ルークやイライジャ達の世界とアンジェラが繋がった、と。

鼻を折られたり、何度もエイプリルフールを喰らったのに、エッジは嬉しそうに話していた。 ルークの話をするアンジェラのように。

そしてその女性がまた誰かにルークやイライジャ、アンジェラそしてエッジの話を誰かに語っていく、そしてそのまた次も・・・そのうちエッジもアンジェラのところに空き巣に入ったのではなく、孫だったという事になっているんじゃないかと思う。

ということで皆さんも語ってみませんか？誰かの話を。 僕は祖父の事を語っていきたいと思います。祖父は船乗りで世界中を回っていたんですが、父や親戚に聞いてみると、船員だったという話と船のコックだったという話があってよくわかりません、なので僕が勝手に判断して語っていきたいと思います。

え？船員とコック、どっちかって？ もちろん、カッコイイ方で。