[コメント] トゥー・ウィークス・ノーティス(2002/米)
導入部での主人公二人のキャラ付けから読める展開を、若干ハズしているのが、良い意味での裏切りになっている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「筋金入りの市民派弁護士の堅物女」と「女にだらしの無いブルジョワ色男」。普通だったら予想される、水と油の二人が衝突してのドタバタ劇が展開されず、不思議とすんなり二人の微妙な関係が築かれていく。
ヒュー・グラントは思ったほどヤな奴じゃないし、サンドラ・ブロックも思ったほど憎たらしくない。大人の街ニューヨークを舞台にして、思ったよりもステキでずっと落ち着いたロマンスが展開される。パーティで、ヒュー・グラントが反対側のテラスにサンドラ・ブロックを見止める場面はとても良いし、ヘリでの空中デートも意外に厭味が無く良い感じ。
ただ、それだったらあの冒頭でのキャラ設定はなんだったんだ、という気もするが。
思いの他、佳作。
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