[コメント] きれいなおかあさん(1999/中国)
天安門広場の毛主席の肖像画の前をチャリンコで逞しく走る母。今、中国政府が最も「おすすめ」したい作品には違いない。
「普通の国」をアピールするが如く外資企業やらマクドナルド、高層ビル群、高速道路などが続々と登場。さらに資本主義国家かと見紛うばかりの「金・金・金」。まるで香港を舞台にしているのかと錯覚してしまう辺りで「毛主席」が登場していた。オリンピックを控え、「普通の国」をアピールしたい中国には最適な作品になっただろう。
ストーリーも世界共通の母子物で、どこからも文句を言われるもんでもない。なんて穿った見方をしたくなるほどの「最新中国映画」。SARSも遠い昔の出来事としてオリンピックの成功をお祈り致します。
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