[コメント] 人生は、時々晴れ(2002/英=仏)
家庭を持つことの悲哀が、痛すぎる程の生々しさで迫って来る。
描かれなかった部分も非常に重い。
複雑な問題を、詰め込みすぎたのではなかろうか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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フィルの表情が、終始哀しそうで見ていて辛いのだが、奥さんのペニーに自分の真実を吐露するシーンは心地よい。ラストの笑顔も。
子供の心臓発作からドラマが急転するわけだけれど、そこでのペニーの息子に対する愛情表現は端で見ていて見苦しい親ばかであるし、娘(レーチェル)がどう思っているのかとか、娘の問題をどう考えているのかが描かれていないため、欲求不満が残る。(息子の問題よりも深くて重いだろうに)
原題の「ALL OR NOTHING」は分かったような分からないようなタイトルである。
いろんな問題点を羅列しておいて取り上げない点で、現代的というべきなのかも。
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