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[コメント] 新・13日の金曜日(1985/米)

…昔テレビで観た時は本当に怖かったような記憶があったんだが、御直してみたら、どうしようもない作品だと言うことに気付く。こういうのって寂しいもんだよ。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 最終作であったはずの前作『13日の金曜日 完結編』(1984)の僅か一年後に作られた本作。一体どこが完結だったんだ?と言う冷静なツッコミはなしにしても、出来は相当に酷く、ちょっといくら何でもこれは無いんじゃない?と言う物語が展開する。

 ネタバレになるけど、1作目に続き、殺人鬼はジェイソンではない。ただやってることが全く同じで、更に真犯人が分かったとしても、「だから何?」としか言いようがない。伏線もなければ真犯人の意外さもない。いくらシリーズだからって言っても、これだけ手抜きの作品も珍しいくらいだ。

 それに折角前作で魅力あるキャラクターに仕上がったトミーが、成長したらえらく冴えない男になってしまい、しかも魅力が全然無くなってしまったのが非常に残念。  演出はまあ、いつも通りだが、痛みを演出するためか、しつこく目を狙うのが特徴。ただ殆ど物置だけが舞台ってのもちと寂しい。

(評価:★1)

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