コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 成功争ひ(1914/米)

チャップリンの運動神経に将来性が垣間見えるもただの記録映像レベルでBAD
junojuna

 チャップリンを語る上での記念碑的作品であるが、若気の勢いを十分に感じさせるフレッシュな立ち回りが散見できる程度で、作品そのものは凡才ヘンリー・レアマンの演出とあって当時のキーストン・ライブラリーの駄一巻といった趣である。映画史的にはチャップリンの記念すべき主演第一作とあれば意味深い一作ではあるし、チャップリンのキーストン時代を語る上で外せないフィルモグラフィであるという点で、いまや資料価値が先行する位置づけでなんとか存在意義を保っている代物である。チャーリー形成期への第一歩を踏み出した記録。

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。