予備知識なしで観たため、突然正体をあらわした「難病もの」というジャンルのえげつなさに閉口した。安易すぎる。やっかいな部分を全て避け、小奇麗なうわずみだけを見せれば人が感動するとでも思っているのか？

病気だのなんだの言い出す前は、アイドル映画としてそれなりに興奮できる。前半を観てマンディ・ムーアはお人形さんではないと思っただけに、後半の展開にはバカ負けした。ホントにいったい何の冗談なんだ。