[コメント] 座頭市地獄旅(1965/日)
アップ多用の前半の構図、水面を映さない渡海船の演出、障子越の一触即発、階段が介在する湯治場の風情、岩崎加根子の微妙な隠微さ。そういった個々の要件は図抜けたものが多い。ただ構成が弱いのだ。タメが無くカタルシスを逃す終盤。演出も信念が無い。
(けにろん)
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