この時の観客は殆どが女性だったと思われる。加山雄三のファンとして言わせて貰いたい。あの時の女性ファンはどこへ消えてしまったのだ？ステージの間に「若大将映画」が挿入されるので退屈しないように出来ている。ショーの撮影部分がアップとロングを繰り返すだけの単調さなので映画と組み合わせた試みは成功している。「夜空の星」がインストなのは、当時のファンも残念だったと思う。映画の題名が「歌う若大将」なのだから歌って欲しかった。台詞のある「君といつまでも」と「恋は紅いバラ」ではファンの女性が大喜び。加山がテレくさそうに頭をかく仕草が見られる。若大将って素晴らしいなぁ。