[コメント] g@me.(2003/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
推理小説の映画化というと、結末はほとんどの人が知っているわけで、当然犯人もわかっているわけで、それでも映像になったものを見るわけだから、当然といえば当然だけれど、このところ小説の映画化でおもしろかったのにめぐりあってなかったので、この映画にはちょっと満足。チハルが「じゅり」だと名乗った瞬間に、「これは嘘だな」とわかっちゃうけど、それをチラ見させる由紀恵ちゃんもよかった。葛城の娘の名前をかたるこの娘の正体はホントはなんなのか?何が目的?先が読めても十分楽しめた。
ただ、ヒロインに仲間由紀恵ちゃんというのはどうだろう?藤木クンのほうは見るからにそう、そんな感じかもね!と納得するようなキャラクターだけど、チハルは・・・・由紀恵ちゃんって、女子大生って感じじゃないような気がする。これもまだ原作を読んでいないけど、別に原作とは関係なくても、チハルってイマドキの女の子、というだけでなく、自分で考えて行動できる(しかもかなり頭の回転が速い)1本筋の通ったところのある女の子、というふうに見えたから、由紀恵ちゃんは美人で演技もいいけど、チハルよりもちょっと年上に見えちゃうからな。「WASABI」のときの広末さんみたいな子、映画から感じるチハルのイメージって私にはそう見えた。由紀恵ちゃんがダメだったとかじゃなく、由紀恵ちゃんはフツーによかったんだけどね。
それと、生瀬勝久サマをあんなに贅沢に使うなんて・・・由紀恵ちゃんつながりなのか?一瞬、えー生瀬サンが副社長!?なんて思わせて・・・そんなところも楽しかったかな。本物の副社長役の石橋サン、カッコよかったー!!
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