[コメント] ル・ブレ(2002/英=仏)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
自分が大好きな映画館、サロンシネマ。そこの劇場では、某本屋協賛で、発売直前DVDの映画を試写会上映したりする。
『ユリョン』もこれも、それで見たわけ。しばらくやってなくて、今回が久々の復活だったわけでちょっとうきうき。しかも、広島じゃ2週間くらいしか公開しなかったので、見れなかった作品。
まぁ一言で言うと、金だして見ても損はないかもしれないが、金を出さなかったから得したわけでもない、といった作品。
正直開始早々戸惑った。まるで『レザボア・ドッグス』のように「犬は誰だ!?」の展開。ポスターが『TAXi』だっただけに、これはショックだった。(しかも銃も同じっぽかったし!/もしかしてオマージュ!?)
その後、色々あって脱獄して・・・の、観覧車の暴走(?)はジャッキー・チェン真っ青の出来栄え。迫力もあったし、少し不自然な映像もあったが、十分面白い演出だったと思う。
しかし、こんなド派手なモノをしょっぱなから出してしまったせいか、中盤はカーアクションと思わせぶりに、ただのバディムービー。
まさに、お決まりの「ギャグ&コメディ」なのだ。
しかも、そのギャグが見事にハズれる・・・。何箇所か「ぷっ」と噴出したシーンもあったが(観覧車のシーンとか、結構噴出したけど)、爆笑は一度もない。
中盤は先の展開も読め、ギャグも外し、おまけに退屈といった、★1か★2を争う壮絶な展開だった。
が、奥さんがマンボを踊り始めた時から、やっと話が面白くなってきた。
全員がホテルに集合するのだ!三つ巴ならず四つ巴!あのエレベーター前の攻防は最高だった!
ラスト30分が一番面白かった。三つ子オチも、なかなか面白い!(あんな濃い三つ子勘弁です)
ラストもお決まりに、軽くハッピーに終らせる。
でも、やはり中盤の退屈さと、ギャグの外しすぎは許せないような・・・。
けどまぁ、奥さん面白かったし♪
純粋に★3って映画だなぁ。
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