[コメント] ウェイキング・ライフ(2001/米)
これは多分、「従来のアニメ」は子供のモノだということで、それとは一線を画した、「大人向けの芸術作品を作ろう!」とした結果に違いない(多分)。哲学の講義を聴いているようだった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映像に関しては、平面的だったり、立体的だったり、陰影が濃かったり、無かったり、細かかったり、大雑把だったり、抽象的だったり、写実的だったり、シャガールだったり、ピカソだったり。動きを出そうとしたのか、色がちょっとづつ変わったり、人物や家具や背景が上下に動いて、船の上でゆれているような感覚で、酔いそうだった。
内容の有りそうで、無さそうな会話は、最初のうちは「フムフム」と聞きかじっていたが、一向に出口が見えず、抑揚の無い展開に、だんだん自分も起きているのか、寝ているのか、(あるいは死んでさえいるのか)判らなくなりそうだった。
主人公?のロン毛の青年が話を聞く時と、まったく別の二人が話をする場合(ハダカのイーサン・ホークを含む)の内容は違うの?同じ?
とにかく一種の「研究論文」のようで、そのくせ結論が無い。私には堪えがたい。
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