[コメント] スノー・ドッグ(2002/カナダ=米)
北極圏ワンダーランド♪
北極圏にもパンクスも居れば、グランジも居るぜ!いつまで経っても「未開の僻地」ちゃうでー!と思うのもつかの間、そこで繰りひろげられる生活スタイルは、おぉ、懐かしのアラスカ開拓時代と大差ナシ!ではないか?
ナイフとロープでタイマン勝負。犬の主人になりたかったら耳を噛め!! この自然と共に生きるモノ。犬も人も同じというスタンスに好感を持つ。
本来、野生や自然と人間は相対立するものとして欧米の映画では描かれることが多いが、この映画は違う。 ともにちょっしたミスや間違いで命を落とすこともあるわけで、ソレはソレ。そーいう事もあるから、十分楽しんで、命の炎を燃やしましょう!という態度が見える(気がする)
ちょっとギャグが悪のりしすぎで差別的な部分も気になるが、障害者も白人も黒人もイヌイットも、みんな一緒に暮らすこの極北の田舎町が、なんとも人と自然が互いにせめぎ合いながらも楽しそうという点に心引かれる。
この土地なら、都会では果たせなかった地に足が着いた暮らしが出来そうで。日々生きていくダケでも「生の実感」が得られそうだ。
そんな北極圏ワンダーランド。
大甘の☆=4!
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