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[コメント] ヘヴン(2002/米=英=仏=伊=独)

お気に入りのケイト。素晴らしい映像。天上に繋がる限りない永遠。だが、キェシロフスキーではない。
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**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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キェシロフスキーだったら、映画化する前に本を修正していたと思います。

1 ケイトが離婚寸前だったことを考えれば、夫のためにあれだけのことをする理由がない。だから違う理由にしていた。

2 男の描き方、生き方が散漫である。そのため、こちらにカタルシスが全くない。これでは、キェシロフスキーではない。 わたしだったら、麻薬王を殺害の際、ケイトが躊躇するのでやむを得ず男が麻薬王を殺害してしまう。

こうすると、二人の「ヘブン」が、まだ私たちにも入って来るのではないか、と思います。

(評価:★3)

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