[コメント] タップ・ドッグス(2000/米=豪)
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いやー。おもしろかったよ。これまじで。
この映画,当たり前なのかもしれないけど・・・何てったって旧宗主国(って言い方じゃあねえな)がイギリスだからね・・・イギリス映画チック,というか,「ブラス」や「フル・モンティ」,「リトル・ダンサー」なんかの,しみったれた失業都市の中でもがんばって生きるぞゴルァ(`Д´)!!!!って感じの,泣き笑い映画のテイストがぷんぷんで,すごくよかったですよ。オーストラリア映画ってそういう感じなのかなあ。
で,しみじみ思うのは,オーストラリアって土地のおもしろさ。つまるところ,イギリスの流刑地だったわけで。でもそこでは立派にイギリスの文化が根付いているわけなんだよなあ。もちろん英語はオージー(ナイスダイトゥダイとか)。でも,上流なもの,下級なものってのは,イギリスと同じなんだなあって。正直日本でタップなんか根付いてないもの。
そのあたりの違いがとっても面白かったねえ。
もひとつ,タップの「音」を現代に生かす工夫を映画の中のストーリーにちゃんと組み込んでいたのは○。最初は「なーんか音が聞こえにくいなー,下手な作りだなー」と思ってたので,まんまと引っかけられたって感じかな。
でも気に入らないのは,お兄ちゃん死んじゃったところ。だって自分がお兄ちゃんだから(笑)。
とにかくいい映画だからみてちょうだい。で,見た後で,上述の映画たちも見てね(^-^)。
あ,忘れてた。踊りの映画。熱い映画。そういう映画みたい人は今すぐにオーストラリア映画,「ダンシングヒーロー」観るように。観ないとゆるさーん!
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