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[コメント] 銭形平次捕物控 美人鮫(1961/日)

最終なので見せ場も多く、最後には驚きが2シーンも有る。これには伏線もあるが、その良し悪しは問わない。観客サービスという事だろう。芸人出演も楽しみの1つだが今回のシャンバローを、私は知らない。今と違い東京と大阪では笑いが違った。それも懐かしい。
KEI

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映画を見終った人むけのレビューです。

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このシリーズの全18作、平次以外は俳優の役を固定していない。女房お静役の阿井美千子が、6作で最多。他は4作以下だ。これは長谷川一夫というスターを引き立たせる為であった、と思われる。

その中心人物長谷川がここ数作、悠然と構えてしまって、緊張感がないように感じる。役に疲れてきた?それが作品に影響を与えているのか、本作も見せ場が多い割には、ピリッとしていない。こちらがそういう目で、見るからかもしれないが。

どちらにせよ、本作の2年後、1963年に長谷川は銀幕からの引退宣言をしている。

お疲れ様の意を込めて、+1点。

(評価:★4)

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