[コメント] ロバート・イーズ(2000/米)
人間は愛する生物である。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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人間とは何がそんなに特徴的か?僕にはそんな謎があった。
仲のいい友達に性同一性がいれば、ゲイもいる。全く気軽で彼らと付き合っていく中で、僕には、「金八」などで描かれる基本偏見例を示すような社会に納得がいかない。そんな存在をメディアで紹介しなくたって、そういう人に出会ったら「あぁそうなんだあ」とは思いながらも普通に接することは出来るんだ。障害者であろうとも、性同一性であろうとも、我が身に被害を及ぼすような人物でなければ誰だっていつも通りに出会うことが出来るはずである。いきなり殴られたり、ゲイに口説かれちゃったりしたらトラウマを抱えてしまうこともあるだろうが。僕らは僕らだ。同じだ。
そして僕はロバートから人間は愛する生物であることを学んだ。こんなに愛に満ちた生物はいないのではないか。人を愛し、物を愛し、思い出を愛し、愛することを愛して、悪巧みの邪魔はいつも愛だ。死ぬ時だって愛するものばかり考える。
愛を抱きしめて、「もう一つの家族」に囲まれて、ロバートは行くんだ。
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