[コメント] 名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002/日)
劇場で見ると、テレビとは違う世界が待っています。
このシリーズは結構好きで、子供達と見に行くのですが、緻密に計算されたシナリオ(もしかして原作?)に酔いしれます。
映画館で見逃した作品もビデオで見ていますが、やっぱりドルビーでドッカーンと見ないと迫力に欠けますね。
今回はこれまでの単なる謎解きから、体感ゲームの世界とこの作品の根底にあるベイカー街に侵入して切り裂き磨と対決するという画期的なエピソード。作者がどれほどコナン・ドイルを愛し研究しているかがよく理解できて、傾倒された私は思わず帰りに本屋で1冊買ってしまいました。
探偵モノのきわどい所とは、現実味がないといけないことですね。嘘でもホントにしないと話が先に進みません。これは案外映画的なことで、絶対ありえないことでもスクリーンに見せなければならないわけです。
マニアックなシリーズになりつつあるこの作品も、実はアニメ映画の基礎ともいえる「ありえないことを映像化している」という点において共感できます。宮崎駿なんてモロその世界でしょ。
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