[コメント] ビロウ(2002/米)
『ピッチ・ブラック』の監督だけあって、閉鎖環境での暗闇の恐怖感を造り出すのは上手い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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潜水艦サスペンス映画。
『ピッチ・ブラック』の監督だけあって、閉鎖環境での暗闇の恐怖感を造り出すのは上手い。雰囲気的にはガブリエル・アンウォー主演の『サブダウン』に近い。
終盤で前半に張った伏線をいかし、前艦長の謎の死の真相が明らかになる展開はなかなかよく練られている。ただ、地味な俳優の顔ぶれのせいか、登場人物の見分けや役割がゴチャゴチャしてわかりづらい。
それと、幽霊の正体が今ひとつわかりづらい。多分、死んだ前艦長の単独の幽霊とは思うが、どの程度まで潜水艦内起きている異常な事態に絡んでいるのかはっきりせず、終盤は存在感が薄かった。
映画としては、序盤で潜水艦に女性を乗せたと言うことに何か含みを持たせるような演出をしながら、結局、最終的にはストーリー自体、クレアがいてもいなくても成り立つ話で、クレアの存在意義が感じられなかったのは残念なところ。
潜水艦の特撮は『U−571』に比べると、迫力は劣るが、潜水艦そのものの造型はよくできていると思う。
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