[コメント] 新選組鬼隊長(1954/日)
前半は、同年公開『七人の侍』の「破格」の「動」に対する、「様式」の「静」ということで、かなり楽しめたが、スペクタクル化する後半は、千恵蔵の重厚な演技と三木滋人のカメラが心地良過ぎたためか、眠さを我慢するのに苦労した。錦之助の沖田は完璧にサイドストーリ。
★3をつけているが冒頭の「池田屋」の剣戟シーンに関しては躊躇無き★5を献上する。特に階段落ちスタントは、段数はけっして多くはないが、まんま『蒲田行進曲』であった。思わず声が出た。
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