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[コメント] セクレタリー(2002/米)

官能的な描写に上手く絡めた「支配と服従」という未知数の欲望。ま、簡単に言えばSMだが…計り知れない性癖なんだな…と。第三者からの視点に乏しい為、理解出来ないと見事に取り残される展開。しかしそれに傍観するか興奮するか…
ナッシュ13

ん〜、正直いってSMとかには全く興味無いんだけど…かなり考えさせられてしまった。コメントでも言ったように、中盤辺りで2人の行動に多少取り残されてしまったけど。でも考えてみればフェチズムを持たない人間なんて皆無に等しいわけで、誰でも「好み」ってもんがある。実際、この世の中は、そういった感情で成立していると言っても過言では無い。特に恋愛感情においてはね。そして、それは極端に言えば一種の性癖なのだとも思う。グレイとリーの関係に共感がもてなくとも、自分の性癖に共感をもてない人が、きっと居るハズなんだから。

マギー・ギレンホール作品鑑賞はジョシュ・ハートネットの馬鹿コメディ『恋する40days』の脇役以来。この作品が初主演ということだが、凄い…凄すぎる。弟のジェイク・ギレンホールも若手にしては演技の上手い俳優だなと思っていたのだが、姉貴も捨てたもんじゃない(笑)。体当たりの演技とはまさにこのこと。

対してジェームズ・スペイダーを見たのは『ザ・ウォッチャー』以来、久し振り。いまいち地味な印象が否めないけれど、この作品は当たり役じゃないかな?実は悶々と日々を送る弁護士という、かなり変わった役をそつなくこなしていた。

(評価:★3)

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