どうも、この手の映画は、金髪美人のヌードみせておきゃＯＫとおもっているんだろうか。中身の無い、お金持ちの金髪美人の欲求不満は判ったから、男達にもう少し幸せな結末を迎えてほしかった。レイ・リオッタが悪者のように描かれているけど、愛する妻に不倫されて、怒らずに「まぁ、すんだことだから」とすまされるわけが無いし、尻軽女の「愛」に振り回されて、散々な目に会ってかわいそう。メイン３人の中で彼が一番人間らしい。

ジョセフ・ファインズも歳くってからのほうはかっこいいけど、若い頃の役はただの変なやつ。苗字が「リプリー」なのはご愛嬌か。でも、やりたい盛りのころに、爆乳ブロンド人妻に「寂しいの･･･」なんていわれたらイチコロかもね。