[コメント] 女性No.1(1942/米)
妻に良妻賢母になってほしいと望みながらも、仕事を生きがいにする妻を縛り付けることが出来ず、自分が我慢することで結婚生活を保とうとする夫の惨めな姿が哀愁を誘う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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キャリアウーマンの妻と新聞記者の夫の結婚生活を描いたコメディドラマ。
妻に良妻賢母になってほしいと思いつつも、仕事を生きがいにしている妻を縛り付けることも出来ず、自分が我慢することで結婚生活を保とうとする夫の惨めな姿が哀愁を誘う。
ギリシャ人の養子を引き取ったものの、家庭よりも仕事の功績を優先させるテスに呆れ果ててサムがギリシャ人の子供を施設に帰すところは、温かい家庭を望む養子の子には今の環境はあまりにも不適切だと判断し彼を元の楽しい生活に戻そうという愛情やテスに家庭の大事さに気づいてほしいと言う願いが伝わってきてよかった。
終盤、サムのために家事に奮闘するテスの姿も健気でなかなかかわいく、無理して頑張るテスに、サムが仕事と両立させて頑張ればいいと助言して仲直りするシーンはなかなか感動的。
ただ、それだけに家庭の大切さに気づいたテスとサムが以前引き取っていたギリシャ人の養子の子を再び引き取らないと、何となく本当のハッピーエンドとはならないような気がする。
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