[コメント] 四谷怪談 お岩の亡霊(1969/日)
澱んだ空気。ワラう伊右衛門。
セット撮影故の自然な流れを欠いた澱んだ空気が怪談映画にはぴったりなのだろう。これはオバケ屋敷のノリ。(ヒュ〜どろどろどろどろ…♪)
映画は御多分にもれずお岩が死んでからが見せ場の連続となる。御膳立てとなる段取り部は野外撮影だが、亡霊お岩の登場と共に映画のキャメラもセットにこもりっきりとなる。
クレバーな佐藤慶演じる伊右衛門の倣岸不遜な利己主義者ぶりが滅法素敵。ワラえ!伊右衛門!
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