[コメント] キカ(1993/スペイン)
いろんな人間にいろんな愛があって。
何か強い理念があって作品に結実するタイプの作品ではない。
いろんな人間の姿がそのまま「物語」の枠で生かされているって 感じ。
だからかしらん、ぼくのまわりではアドモドバルは女性ファンが 多い。女性の感じ方の何かをしめしているのだろうか?
結構笑った。それに妙な感慨がのこった。 たしかに変な登場人物ばかり 破滅型の自己愛ばかりみせられているんだけれども、 結局愛情って 自己愛にすぎないんだけれども、それでいいじゃん、という 気分がのこった。
この監督の映画には、いつもそんな気分がする。 まだぼくには十分にこのひとの映画を語るちからはないけれど。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。