コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] レッド・オクトーバーを追え!(1990/米)

ラミウスの目的が早々と解り、サスペンスとしての色合いが薄いのが難点。レビューは、私的ジャック・ライアン考
アルシュ

知的というより人間くささと人の温かみを感じさせるジャック・ライアン。ヒーローらしくないヒーローだから、本作のアレック・ボールドウィンはイメージぴったりだ。

しかし、これ以降の『今ここにある危機』『パトリオット・ゲーム』では個人的にハリソン・フォードで正解。なぜ、そのままボールドウィンが続投しなかったかという意見も多いが、ズバリ!彼は大作の主演が出来る器ではないからでしょう(アレック・ファンの方ゴメンナサイ)。

なお、トム・クランシー原作の『The Sum of All Fears』では、次のジャック・ライアン役をベン・アフレックが受けたらしい。知性すら感じさせないこのキャスティングは、ボールドウィン以上にミス・キャストではないか?

ちなみにジャック・ライアンは小説「合衆国崩壊」ではわずか10分ほどの副大統領を経て、大統領まで登り詰めるが、大統領に相応しくないほど人情味溢れている。

また、サム・ニールは『モンタナの風に抱かれて』で大願成就する。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。