[コメント] さくら判官(1962/日)
シリーズ物も17作目ともなるとマンネリ化打破のために実験的試みが行われるんだろうが、本作にはタマげた! 江戸の厳格な封建社会にあってフランク・キャプラも真っ青な理想主義をブチまける金さんの“名裁き”に口アングリ。
実年齢は僅か5歳違いである、新劇の重鎮薄田研二と千恵蔵御大の親子演技は必見ぞよ。 華麗とは程遠い鶴田浩二の殺陣の立ち回りは、どうしても仁侠映画をイメージさせる。なんせ、後に鶴田と組んで東映仁侠映画を量産していく小沢茂弘が監督だしね。
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