アダム・サンドラー主演作品では個性溢れる脇役で華を添えるのが印象的なロブ・シュナイダーだが、こういった主演作品にはハズレが無いのもまた印象的なのがロブ・シュナイダーである。

かなーりキツいネタがあったりもするが、結局は「コンプレックス」なわけで、それを男性視点と女性視点で描いているだけ。ジゴロという職業よりもコンプレックスをめぐる人間ドラマがメインだったりする（笑）それが最後にはさわやかな笑いへと転化させている点は見逃せない。（まぁ絶叫女の野球観戦には爆笑してしまったけど…）

今年２００５年夏にアメリカで公開される続編は『Deuce Bigalow: European Gigolo』。その名の通りヨーロッパが舞台になるようだが、前作に引き続いて出演しているのはロブ・シュナイダーと最近じゃ売れっ子役者のエディ・グリフィンの二人だけらしい。せめて奥さんのアリヤ・バレイキスには出演してほしいものだけど…（予告編では義足を幸せそうな顔して抱きしめるロブの姿があったから出ないかもなぁ）