ＴＶレポーターの女が一番怖かった。脚本は良くできている。才人です。話題になってけっこう当たったのも当然だ。死神のお面も悪くない。スプラッターじゃない。アメリカの高校生ってこんなのかと少しお勉強にもなった。アリスク−パーのスクールズアウトなんか流すところもいい。死神面けっこうころんだり殴られたり弱いし、みな始めからゾンビみたいにしぶとく頑張るし、最後の「傷が深い」には笑った。ホラー解説のおたくキャラもまずは説得力ある。バカにして避けてたけれど、後悔はしていない。いくらうまく盛りつけても、コンビニ弁当はコンビニ弁当って感じ。良くできたペーパーバック・ストーリーと思えばいいのか。蛇足。友人がダビングしてくれたのを見た。コピーガードがばっちり効いていて普通に映っていたのは全編の１割位。潮の満ち引きみたく間欠的に赤暗くなるコピーガードだった。いろんな意味でこれが怖かった。