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[コメント] クリスティーナ・リッチのピンク・モーテル(1999/米)

モーテルの奇妙な人達の組み合わせに運命的なものが感じられない。必然的すぎる出会いはイマイチ盛り上がらない。爽やかなコメディでもないしアホすぎもしない…。ただ最後は綺麗(?)にまとまっている。音楽のセンスも良い感じ。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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クリスティーナ・リッチは1980年生まれだから、この映画が製作された当時は19歳。この映画では21歳の女性を演じている(何かと身分不詳なところが面白い)。19歳にして、あのエロス(死語)。やっぱり只者じゃないな。

アメリカ映画は、実年齢よりもかなり年下を演じることが多いと思う。例えばティーンムービーを観ればわかるが、20代後半の役者が高校生を演じることなんてザラだ。対してリッチは、何かと年上を演じることが多い。「多い」というのは語弊があるかもしれないが、ティーンムービーに出演することは少ないし、どちらかといえば魔性の女を演じるイメージが極めて強い。『バッファロー66’』は良い例だろう(あれも年齢不詳か)。顔は童顔なのに…。というわけで、何かと不思議なリッチの配役であーる。

んでこの映画、序盤は物凄く退屈だ。この破天荒プロットにスタンスを合わせていかないと辛い。ただ、オーナー親子と求婚者のエピソードは個人的に気に入った。あれよあれよと進行する人間関係は意外に面白く観れるもんだと思った。劇中で進行した時間は、ざっと考えて数時間でしょ?それなのに、あっという間に親父を口説き落とし、娘までも再度手中にしてみせるのだ。あのヒョロヒョロ男、只者ではないぞ(笑

(評価:★2)

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