[コメント] 手(1965/チェコスロバキア)
これはコワい映画です。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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足の真似なんかして可愛く振舞っていた巨大な「手」が、芸術家の主人公にろくろで自分の塑像を作ってくれという。断ると、金や甘い言葉をささやく。それでも拒否すると、おどされ殴られる。
ここらあたりからコワくなってくる。作れ、作れ、作れ。
自由を奪い、強制的に束縛する。執拗な責め。段々と逆らう気力を失ってくる。精神も何もかもズタズタにされ、操り人形になる。そしてその果ては・・・。
絶対権力、独裁政治、そんなものを連想させた。可愛いパペットアニメーションながら物語は本当にコワい。
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