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[コメント] 危機(1946/スウェーデン)

手垢の付いたメロドラマ的額縁の中に込められたベルイマンの才。

「…これはコメディである」というナレーションと共に始まる物語は、あまりにも刺激に欠けるメロドラマ。

しかし、その過程で垣間見られる諸表象。

駅の待合室にいる物乞い。繰り返される嘘としての真実の言葉。閉店後の美容院に響く隣からの喚声。回想と神への告悔。贈与と交換。他者性と孤独…。

それらは現代の我々の知るところのベルイマン的表象である。

しかし、それがこの臭い設定の中に組み込まれるとそのアンバランスが滑稽、つまりコメディ。

…ってこと?

(評価:★3)

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