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[コメント] 続拝啓天皇陛下様(1964/日)

1人の男の戦中、戦後の実録だ。確かにこんな人も多くいたのではないか。当時の様子が垣間見られるのが興味深い。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







その幾つか挙げると、

・「可愛いスゥちゃん」の歌は、部隊によって替え歌がたくさんあった、と聞く。本作のもの―3小節で短かったが―も、面白かった。

・びっこ(今では差別用語)は将校になれない―戦争末期はそうでもなかったらしい。

・引き上げ行軍の大変さはもう1つ出ていなかった、と思う。

・昭和27年に、ウィスキー「ホワイトホース」がすでにあった!

・朝鮮戦争の米軍エピソードはよく知らなかったから、黒人兵(だけではないだろう)が嫌がっていたという事がよく分かった。

善助のキャラは「無法松」+「寅さん(年代が違うが。寅のドラマは4年後の’68だが、山田ギャグは同じだ)」、そこに渥美の真面目さを足したようだ。

タイトルは、あっさり「山口善助の戦中・戦後」の方が良くはないかなぁ。

(評価:★3)

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