まず、２回目の強盗で水中脱出シーンがないのに興ざめ（プールの訓練の意味がよく判らない）。３回目の強盗でメンバーの女性が死ぬのも必要だったとは思えない（その後、みんなすっかり忘れちゃってるし･･･）。

黒幕が警部と判ってしまった時点でサスペンス性激減。何回も挿入したインドア・ロッククライングも意味不明。ラストの脱出前に２人のメンバーに「話すことがある」といったのも、最初から下から逃げるつもりであれば打ち合わせどおりのはずで、不自然な会話。

あと、あのぶっ飛んだおっちゃん、プロなら普通死体の顔を確認するだろう。ラストのプライベート飛行機での満足面並べての「乾杯！」には、ほとほと呆れてしまった。

一点だけ、アクションでは、インラインスケートとトレーラの片リン走行で頑張っていたと思う。

きっと予算の関係などで相当のシーンをカットしたんでしょうが、まるでストーリが繋がってない。腹が立つほどではないけれど、幼稚な作品だと思った。つーか『ＴＡＸi』より詰まんなくなってどうするんだろう？この監督･･･