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[コメント] ヴァリエテ(1925/独)

技術的には高水準だが、ちょっと中途半端な話なのでとりあえず★3。不倫はいかんと言ったって、やっぱり不倫の話じゃないか。>アメリカ版の感想。

かつては一流の空中ブランコ芸人だったハラー(エミール・ヤニングス)だが、妻(マリー・デルシャフト)が太ってしまい芸ができなくなった。しかたなく港町で船員相手の見世物小屋をやっていたが、みなしごの少女ベルタ・マリー(リア・デ・プッティ)をひきとって芸を仕込む。美しく成長したベルタ・マリーにのぼせ上がったハラーは、古女房を捨てて駆け落ちする。どさ回りを続けるうち有名な空中曲芸師アルティネリの目に留まり、ベルリンで共演し脚光を浴びるが、アルティネリとベルタ・マリーは恋仲になり、ハラーは嫉妬に狂う。

というストーリーなんだそうだが、不倫は駄目ということで前段をばっさりカット、ハラーとベルタ・マリーを夫婦ということにしたのがアメリカ版なのだそうだ。 IVCのビデオは、ズーカー&ラスキー配給のアメリカ版。National Board of Reviewの検閲済みと書いてある。

(評価:★3)

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