[コメント] 黒の怨(2003/米=豪)
欧米ホラーでありそうで、あまり無かった「女」の化け物。闇に潜み、光を嫌う。しかし途中から、設定無視しまくり。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「闇の恐怖」をテーマにしたホラーはたくさんある。最近では『ダークネス』『インプラント』から、ヴィン・ディーゼル主演のSF『ピッチ・ブラック』など。どの映画でも、みんな必死になって「光」を得ようよ必死に逃げ回る。そして「敵」は「闇」を作ろうと、いろいろ動く。しかしどの映画も、あれだけ「光」と「闇」にこだわっているのに、主人公以外の人間が殺される場合は、あまり暗くないところでも殺されたりする。本作では、たとえば看護婦さんたちが巻き込まれるあたりなどは、主人公が警察署の檻のなかにいた時よりも明るいと思うのに。医師が車に乗っている場合も、室内灯をつけるぐらい当然するはずなのに、してないんだな。大体「歯の妖精」なんだから、乳歯の抜けた子供の前以外に、そうやすやすと姿を現すことが、もうすでに設定無視してるし。
そういう設定に気を使わなければ、まぁB級テイストで、のんびり見ることができるのに。
この映画は、そういった「歯の妖精の恐怖」の部分より、「真実を他人に判ってもらえない孤独感」としての方が、よくできていた気がします。
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