[コメント] バンデットQ(1981/英)
NHKの「少年ドラマシリーズ」英国版のような雰囲気。少年と同行したのが
小人達ではなく少年の親友と幼馴染の女の子っていうパターンなら
完璧だった。(いや、少年ドラマシリーズであれば)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映画とは非日常も再現可能なのだからそういう類は積極的に作って欲しい、と よく思っているのだがそこらに豊富なアイディアがある。
簡単なところで大きさの順番で→象>人間>猫>ネズミっていうのがある。 映画ではこれを 象=ネズミ>人間>猫 などに置き換えられる。 これだけでネタにはならんがあるシーンを描こうとした時この上記の順番の 常識に常に気をつけて欲しいのだ。非日常の映画なら。 そういった意味で時間軸を壊し、大きさの順番を入れ替えた映画でもある このギリアム的アイディアは企画自体が大好きだ。
ところで「神」が普通の人(英国訛りのおじいさん)と変わらないっていうのは常識を逆手に取っているんだろうがちょっとはずしているかも。
ここらへんはもっと捻っていてショーン・コネリーは実は主人公の未来の姿で少年時代の自分をフォローするために各時代に出てきている、しかも彼が神、とか(ややこしすぎるか?)。後から考えるとなるほど、そういう 意味だったのか、といったような後味が欲しかったところだ。
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